新しいバイクを買った
2024年が明けてすぐ、バイクを新車で注文した。スズキの Vストローム250 というバイクである。一年ぐらい前からずっと気になっていたのだが、カタログチェックや情報収集、レンタルでの試し乗りなどを経て、昨年末、ついに買う決心がついた。
それが、とうとう手元に来た。かっこいい!!
長いくちばしは人を選ぶフォルムだと思うが、私はシャープでいいなあと感じた。いや正直に言えば最初はちょっと違和感があったが、だんだんよいな、という気持ちに変わった。なにより黄色のボディが印象的である。そして「旅バイク」に特化したつくりもいい。できるだけ遠くへ、よけいな体力を使わず、非日常の扉を開けにいきたい。私がバイクに求めていることそのものをこのバイクは体現していると思えた。
実のところ、旅するバイク、なら今ある スーパーカブ110プロ でもじゅうぶん実現できている。カブはなにしろ丈夫であつかいやすく、長時間乗っても疲れが少ない、頼れる旅の相棒だ。しかし遠距離を求めだすとどうしても、有料道路に乗れないことが距離を稼ぐうえでネックになる。また、非力ゆえにキャンプ等の荷物をたくさん積むと、山道などでしんどいときが多々ある。これらを解決する一台がほしかった。
Vストローム250ならもちろん有料道路にも乗れるし、山道でも息切れするようなことは少ないだろう。問題はスーパーカブ110プロよりはるかに大きな車体を私が扱い切れるのかどうかだが、これについてはしばらく乗ってみてからの判断となるだろう。いまのところは、ワクワク感と頼もしさが勝っている。